中部教区から重ねてお願いします。
被災地への訪問や電話、メールなどの連絡、特に輪島教会牧師や信徒たちを
訪問すること、連絡することは控えてください。
連日の避難所生活で精神的にも疲労が重なっています。
被災地にある教会との連絡や訪問計画は
教区の現地委員が中心になって行っています。
また、問い合わせ等は教区事務所にメール(ckyo@quartz.ocn.ne.jp)で
お送りください。
被災された方々の上に、主のお支えをお祈りいたします。
中部教区議長 加藤幹夫
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本日 1月7日(日)主日の状況
以下、本日、連絡のあった情報をお伝えします。
*輪島教会
朝10時半から、新藤牧師他、教会員2名、聖書教会の方1名あわせて4名で
詩編46編2~4節を読み共に祈りを合わせ、主の祈り、頌栄をアカペラで歌いました。避難所の廊下で行いました。
教会員の2家族は、金沢市の親戚宅に避難し、一人は金沢教会の礼拝に出席した様子。
*七尾教会
本日の礼拝、教会学校の礼拝出席者は、0名。
主日礼拝出席者は、7名。
<釜土牧師より>
とてもとても少ない人数での礼拝でしたが、礼拝堂にて礼拝を守り、聖餐式も守ることが出来ました。感謝でした。
礼拝前に、何人かの信徒の方から連絡がありました。一様に、体調を崩していて、出席出来ないとのこと。その具体的な内容は様々ですが、余震の多さに、精神的につらさを感じていらっしゃるようです。「一日中揺れているような気がする」と言う感覚は、その通りだなとわたしも感じます。礼拝の中での祈りと共に、その後開かれた長老会の中でも、祈りを合わせました。
*羽咋白百合学院で報告されていない3施設について(釜土牧師より)
放課後児童児童クラブの羽咋ゆりっこ児童クラブ、公設民営の児童クラブとして粟ノ保放課後児童クラブ、指定管理者としての児童館として千里浜児童センターの3施設です。いずれの施設も、5日から開所しております。
ゆりっこは5日に9名の出席、6日は1名の出席。78名の登録時児童のゆりっことしては、少ない来所者です。2日間とも4名の職員が勤務しました。
粟ノ保放課後児童クラブは5日、4名の出席。登録児童13名のの放課後児童クラブです。粟ノ放課後児童クラブは、土曜日は利用希望者が当初よりない放課後児童クラブです。
児童館の千里浜児童センターは、18歳未満ならば誰でも来館できる場所ですが、5日も6日も来館者がなかったと報告を受けています。このようなことは、今までありません。
建物の被害は、粟ノ保放課後児童クラブの施設と千里浜児童センターの施設の所有者が羽咋市(はくいし)のため、羽咋市の方で、調査がありました。その上で、利用可として、子どもたちを受け入れる体制を取りました。
ゆりっこ児童クラブの建物の所有者は学校法人羽咋白百合学院のため、法人で調査をして、利用しています。設計事務所の簡易調査では、ゆりっこ児童クラブの建物本体に、大きなダメージはないと報告を受けています。けれども、上水が通って、水漏れがあることがわかり、大至急工事をする必要があって、すでに手配をいたしました。その他少し、問題を感じる部分があるので、精密な調査をしたいと思っております。なお、ゆりっこの駐車場に面している、法人全体の物置として使っている旧「セルフ」の建物は、綿密な調査が必要ですが、おそらくは、解体する必要があるのではないかと思います。
学校法人羽咋白百合学院の施設のある地域の電気、水道は、すでに通常通り利用できます。ガスはプロパンガスのため、問題はありません。けれども、職員の家の中には、すでに全壊を表す赤紙が張ってある家があります。園児の保護者のご家庭でも同様です。施設の運営面のことばかりではなく、保護者のみなさまや園児・児童、そして職員の、心のケアにも、配慮していきたいと考えています。