2024能登半島地震 教会等被害状況とその対応(1月15日19時現在)

*輪島教会
 現在、新藤牧師がおられる避難所には、約500名ほど避難生活をされておられます。この場所には、輪島教会員2名、あと、求道者1名、輪島聖書教会の方1名がおられます。また、輪島教会員の方は、他の避難所に2名、金沢など、親類の家に避難しておられる方々もおられます。避難所は雑魚寝で、簡易ベッドはまだ届いていません。食料などの物資は十分ではありませんが、必要は満たされているとのことです。断水が続き、風呂は簡易シャワーはありますが、1人5分でお湯が出ないこともあります。
 14日の礼拝は、避難所で新藤牧師と信徒1名で、詩編57:2を読み、共に祈ったとのこと。写真右は震災以前、左は震災後の輪島教会です。

 現在も輪島への通行は制限されています。また、石川県は、民間ボランティアや支援物資の搬入を禁止しています。輪島へは、自衛隊や行政機関からの物資が届いています。また、多くの方々が、輪島の避難所から金沢市等の避難所へバスで移動されています。引き続き、現地への訪問、支援物資の搬入は緊急車両や行政からの支援、医療支援に支障を来たしますので控えてください。

*羽咋教会・富来伝道所より
 14日の主日には、†羽咋教会、富来伝道所共に定刻通り、礼拝をおささげ守ることが出来ました。富来伝道所は『青紙』(調査済み)が貼られ、「使用に支障はありません」とのことです。隣家、近隣の家屋、事業所の建物に黄色、赤色の判定が目立つことに心が痛みます。屋外貯水タンクの水が目減りし、余震の影響を受けたのか配管のどこかに漏水があるようです。専門業者の方に確認して頂くまでは使用が難しいかもしれません。
志賀町はほぼ全域が断水、復旧には時間がかかりそうです。

*七尾教会より
 14日の主日は通常通り礼拝を行いました。
 幼稚園も通常通り開始していますが、地域のすべては断水が続いています。現時点では、行政からの支援と地域での助け合いによって支援物資等は足りているとのことですが、疲労は重なっていることと察します。釜土牧師夫妻からは「今は、お祈りに覚えてください」とのことです。

*教区より
 すぐにでも何かしたいという思いも寄せられていますが、教区としては、まず、現地の被災された教会の牧師をはじめ教会の方々の思いを受け留めることを第1にして、それを皆さまに伝えるよう努力し、その対応を検討しています。また必要とする対応も支援物資も時々刻々と変化しています。人道支援については、教団と連携をしながら検討をしていますので、ご理解ください。
被災された方々の上に、主のお支えをお祈りいたします。

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